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コンサルうつ病克服ブログ⑭:「カウンセリングをやめるタイミング」について考える

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「カウンセリングをやめようかな?でも、やめても大丈夫かな?」

「心理カウンセラーとカウンセリングをしているから、まだ自分はマシなんじゃないか・・・。」

カウンセリングを受けて調子が良くなってくると、そんな不安や疑問を抱くようになると思います。

私も、そうでした。

でも先日、思い切ってカウンセリングをやめてみました。

幸いにも私は、出会った心理カウンセラーの方とは相性が良かったのです。

1年間ほどカウンセリングを受けていたのですが・・・。

実体験を踏まえて「カウンセリングをやめるタイミング」について考えてみたいと思います。

ただし、今回綴るのは、あくまで個人的な経験と考えになります。

カウンセリングをやめるかどうかは、あなたの状況に応じてしっかりと医師やカウンセラーの方と相談してください。

目次

心理カウンセラーとの相性

カウンセリングを受けることは、自然の流れでした。

心療内科・メンタルクリニックに通院を始めた頃は「自殺」を考えるほどでした。

自分の精神を安定させるためには、誰でも良かったのかもしれません。

とにかく話を聞いて、共感してくれる人が欲しかった。

そして、自分の考え方に関する悪癖を修正するため「認知行動療法」に精通しているカウンセラーを希望。

自分の考え方を変えないと、ずっと苦しみ続ける。

そう思っていたからです。

カウンセリングを受けるうえで一番の不安は「カウンセラーとの相性」でした。

ありがたいことに、静かに寄り添うように、話を聞きだしてくださる女性のカウンセラーが担当に。

自分の考えを伝えていく中で、客観的に捉えて「なぜ、そんなに自分を責めているんですか?」ということを自然と問いかけてくれる。

おかげで「自分と他人に境界線を引く感覚」を得ることができました。

私のケースは本当にありがたく、公私ともにさらけ出すことができると信頼できる方にカウンセリングをしてもらえました。

でも、カウンセリングというのは決して安いものではありません。

一度に4,000円くらいが相場でしょうか。

数回カウンセリングを受けてみて「なんだか、あのカウンセラーには話をしたいと思えない」と感じたら、カウンセラーの方の立場なんか気にせずに、素直に病院の受付の方に相談してみましょう。

クライアントとカウンセラーである前に、人と人です。

相性というのは当然にあります。

回復してきたけど、カウンセリングをやめても平気?

次に考えたいのは、カウンセリングを受けて自分を見つめ直す機会を得て、治療も進み回復期・寛解(症状が良くなること)に向かうケース。

もちろん良いことですが、一方でカウンセリングをやめることに対する不安も出てきます。

「カウンセリングを受けているから、薬を飲んでいるから調子が良いのではないか。」

これ、合ってます。

当たり前ですけど、治療・投薬・カウンセリングをしているから良くなったんです。

特に環境や自分の考え方に変化が起きていないのであれば、治療やカウンセリングをやめたら悪化する可能性は高いです。

でも、だからといって、それらをやめたら必ずしも元のように悪化するとは限りません。

これまでしっかりと自分と向き合い、環境や考え方を変えるように時間を過ごしてきましたか?

カウンセリングをやめることも前向きに捉えることができますか?

もしもそうなら、少しだけ勇気を出して一歩踏み出してみても良い時期かもしれませんね。

私の場合は「なんか、カウンセリングを受けるの面倒くさいなー」と思い始めたので、やめました。笑

そんな風に思うまでは「色々と話を聞いてもらって自分の経験を、考え方を、吐き出してしまいたい」と焦っていた気がします。

でも1年近く、治療とカウンセリングを続ると「次は何話そうかなー。トークテーマはどうしようかなー。」と。

すがるような気持ちでカウンセリングを受けていた自分と違って、惰性でカウンセリングを受けている。

この感覚に気付いたら、「カウンセリングのやめどき」かもしれませんね。

カウンセリングをやめるのも気楽に

気楽にカウンセリングを受けても良いし、気楽にカウンセリングをやめても良いんだと思います。

誰もが長い人生において、悩み苦しむことはあるでしょう。

身近な人は身近であるが故に、相談できないこともあるのです。

そこで「お金を払ってカウンセリングを受ける」という、ある意味で薄くドライな繋がりに頼ってください。

相手はプロのカウンセラー。

職業である以上、「クライアントがカウンセリングを求めること・離れることは普通のこと」として捉えてくれる。

もっと気楽にカウンセリングを受けて、やめていきましょう。

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