コンサルタントは非常に難しい仕事です。
その難しさは、知識やスキルの不足に始まり、答えのないプロジェクトという形式での仕事の進め方により毎回のように考え続ける日々を過ごすこと、クライアントの期待値を超えるように限られたスケジュールとリソースで常にアウトプットを出すこと。
全てが非常に難しい。
ときには、そのような日々に耐え切れずに心を壊してしまうコンサルタントもいます。
筆者「きつね」もその1人です。
メンタルクリニックで診察をしてもらい、うつ病と診断されて診断書まで書いてもらったことがあります。
休職をしようと上司に相談したこともあります。
でも、仕事を休むことも、働き続けることと同じくらい怖かったのです。
休むこともできず、メンタルクリニックで診察と投薬、そしてカウンセリングを受けてうまく働くコツを少しずつ身に付けながら働き続けることを選びました。
働き続けることを選びながら、環境を変えることも選びました。
転職です。
新卒で入社したコンサルティングファームを辞めたことが、2022年での大きな変化です。
まだ転職してから1年経っていませんが、転職は良かったと思えています。
コンサルタントという仕事の職業自体は変わらないので、やはり大変ではあります。
転職をして環境や人間関係、仕事の進め方なんからもガラリと変わったので、そこは不安にも繋がりました。
ですが、社員を人として扱う文化やプロジェクトの性質の違い(自分が専門性を磨きたい分野に近いプロジェクトが多くある)ということから、「ストレスはあるけれど、良いストレスになったな」と思うことができています。
「良いストレスもある」と自覚できることって、実は凄いことなんじゃないかな。
そう思います。
ストレスと言えば悪いイメージしかないかもしれませんが、前向きになれるような良い刺激と自分が思えるなら、それはきっと良いストレス。
メンタルクリニックで先生にこのことを話したら、とても素敵な笑顔で「それは素晴らしいですね!」と言ってもらえました。
振り返ってみると、筆者「きつね」にとっての悪いストレスはなんだったのだろう。
コンサルタントという仕事柄、仕方ない部分もありますが、ファームとしてのサポートがあまりなく自分を含めたプロジェクトメンバーに丸投げな感じは嫌でした。
チームとしてサポートするという方針や雰囲気がなかったんですかね。
他にもあります。
やりがいもなく、クライアントの社内事情とはいえ、全くプロジェクトが進まず成果も出ずにクライアントも嫌々やっている長期プロジェクト。
「そもそもこのプロジェクトを何故やるのか?」という大事な大事な拠り所が、クライアント社内でも疑問符しか湧いてないようなプロジェクトに長い期間アサインされていました。
コンサルティングファームとしては長期に安定したアサインができるのであればそれで良く、アカウントマネジメントをするパートナー職の人間もここのプロジェクトの状況は売上と顧客評価しか気にしてない(できない)部分もあり、プロジェクトを変えたい希望も全く通りませんでした。
キャリアを、時間を、無駄にしている。
この感情が根底にあったのが、前職のファームにいたときに悪いストレスを感じていた大きな原因ではないかと思います。
あなたに質問です。
あなたにとって、悪いストレスはなんでしょう?
あなたにとって、良いストレスはなんでしょう?
2022年、環境を変えました。
転職をしました。
自分のやりたいこと、自分が良いと思えることに対するアンテナが少し復活した年。
もし、あなた自身の大事にすることに気付いていなければ、2023年には気付いてあげてください。
環境を変えること、本を読むこと、人と話すこと。
きっかけがもらえると思います。
ちなみに、あなたも以下のように悩んでいませんか・・・?
「短期離職を繰り返している」
「次の職場でも長く働けるか不安」
「体調不良のせいで、思うように働けない」
あなたも、うつ病・適応障害に悩んでいるのなら、同じように苦しんだことはあると思います。
私たちのように、うつ病・適応障害と付き合いながら働く人は、普通の転職サイトや転職エージェントを使っても体調不良に理解のある職場に巡り合えるとは限りません。
うつ病・適応障害と向き合いながら、あなたに合う職場を探すには「就労移行支援事業所」の活用が有効です。
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