噂の「シャンビリ感」を味わってしまいました。
シャンビリ感って?
そう思う方にも、伝わるように「シャンビリ感」体験談です!
※医者でも薬剤師でもないので、あくまで個人の感想です。
首を動かしたときに「シビレ」感
違和感を感じたのは、首のストレッチをしようと首を回したときです。
「あれ、なんかシビレたぞ?」
コンサルタントという仕事柄、パソコン作業が多く、猫背でストレートネックという現代人が多く抱える姿勢の問題は抱えていました。
もしかして、ストレートネックが悪化して神経を圧迫しているんじゃないか。
そんな不安もありましたが、整体は定期的に通っていて体感で改善していると自覚していた最近。
理由は別にある?
サインバルタの飲み忘れによる離脱症状が思い浮かびました。
体調回復による油断
前回の記事でお伝えしましたが、サインバルタ(のジェネリック医薬品)を減薬したのです。
もちろん、精神科医と相談のうえです。
2カプセルだったのが1カプセルになって、心身ともに落ち着いた日々が続いていました。
そんなときです。
訪れました。
「薬の飲み忘れ」
これまでは自分でも「ちゃんと薬飲まないと危ないな」といった危機意識があったのですが、最近は薄れていましたね。
休日なんかは特に忘れがちでした。
サインバルタのような抗うつ薬は脳内におけるセロトニンなどのホルモン量を増やす薬効があるそうです。
セロトニンは別名で「幸せホルモン」とも呼ばれる脳内物質。
幸せホルモンの量はサインバルタによって調整された量を当然のものとして、身体は構えています。
にも関わらず、飲み忘れてしまったのです。
脳内では、何が起こるか。
「セロトニンとかの量が思ってたよりも少ないぞ?」的な現象が起こっているわけです。
脳内は“普段のサインバルタ服用をしている”状態と異なる。
こうして起こるのが離脱症状です。
「シャンビリ感」は、医学用語ではないらしいのですが、ある種の抗うつ薬に対する離脱症状としてみられることがあると聞きました。
「シャンシャン」という耳鳴りがなり、「ビリビリ」と痺れる感じることがあるので、「シャンビリ感」と呼ばれているみたいですね。
今回は耳鳴りは特になかったので、人それぞれなのか状態によって違うのか・・・。
「シャンビリ感」も薬を服用すれば落ち着く
さっそく飲み忘れていたサインバルタを飲みました。
さすがにすぐに体調回復とはいきませんでしたが、夜に服用して翌朝には腕のシビレ感はなくなっていました。
やっぱり離脱症状だった可能性が高そうです。
医療法人社団こころみ理事長が執筆・監修する記事にも以下のように、サインバルタは離脱症状が起こりやすいと書いてありました。
薬の服用が長期であるほど、薬の代謝がよいほど、離脱症状は起こりやすいです。
SSRIのパキシルが特に多く、ルボックス/デプロメールも多いです。SNRIとしては、サインバルタが多いです。三環系抗うつ薬は比較的少ないです。
https://cocoromi-cl.jp/knowledge/psychiatry-medicine/antidepressant/withdraw/
しっかりと治療をするには医師の指示に従って投薬を続けることが大事だと思います。
寛解に向かっているときや体調が良いときほど、油断して「飲み忘れ」たり、「もう飲まなくていいや!」と思ってしまいがち。
今回、うっかりミスで飲み忘れたので「シャンビリ感」を体験して思ったのは、減薬相談は医師と相談をして指示を守ることは本当に大事だな、ということ。
当たり前だけど、当たり前のことって大事なんですよね。
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