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【あなたは平気?】うつ病になりやすい性格傾向5選

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うつ病になりやすい性格と知ったなら、気を付ければ良い。

でも「自分がうつ病になりやすい性格か」は知ろうとしないと知れない。

そんな思いから、今回はうつ病になりやすいと言われる性格傾向についてをまとめてみました。

当てはまる性格傾向に応じて気を付けた方が良いと思うことも書いておきます。

目次

うつ病になりやすい性格1:完璧主義者

自分に厳しく、何事も自分が求める水準を完璧に達成しようとする性格です。

仕事や家事においては、完成度や作業の品質がとても高くなるという良い面もあります。

一方で、求める水準が高すぎたり、状況が変わっても完璧を求めるために常に全力投球。

ときには他人にまで、
自分と同じ水準を求めてしまうので、他人が「完璧」じゃないことに対して苛立ってしまう。

「完璧で在り続けること・完璧を求め続けること」はとてもエネルギーを使います。

使うエネルギーの割に、
社会や他人から得られるものが少なかったりするので、
虚無感や「認められない寂しさ」を感じたりもするでしょう。

この性格傾向に思い当たるのであれば、
「完璧でなくとも死にはしない」「完璧でない自分を許してあげる」ことを心がけてみてください。

情報に溢れ、変化も激しい現代において、「完璧」ということ自体が有り得ないことです。

うつ病になりやすい性格2:神経質

神経質とは「細かいことが気になりすぎてしまう」という性格です。

色々なことに気付いたり、細かいミスを防いだり、「縁の下の力持ち」的に活躍できる性格でもありますね。

でも、対人コミュニケーションにおいては、少し疲れやすい面も持ち合わせています。

他人の目や意見をいつまでも気にしたり、
深い意図がない発言でも傷ついて落ち込んだりしてしまうことも多いでしょう。

「気になりすぎ」のために、時間が経ったからといって解決するものでもなく、
同じようなシチュエーションに遭遇しては過ちを重ねないように細心の注意を払うようになる。

最終的には自分を押し殺してしまうこともあるのではないでしょうか?

孤立感・自尊心の低下などに繋がってしまうことを避けるためにも、
「気になったこと」をノートか何かに書き出してみてください。

文字にして客観的に読んでみると、「あれ、こんなことを気にしていたの?」って思えるかもしれません。

うつ病になりやすい性格3:几帳面

几帳面というのは、完璧主義者と神経質が合わさったようなイメージがありますね。

完璧に向かってエネルギーを使う「完璧主義者」と小さいことや周囲の人間を気にしすぎる「神経質」。

その中間に位置するように、
ルール・手順をしっかりと守ってミスも防ぎ、他人にもルール遵守を求めるような性格。

会社では重宝される性格だと思います。

完璧主義者が「完全なる自分基準」であるなら、
几帳面は「ルール・手順・模範などの他人基準が強め」な感じですかね。

重宝される場面もありますが、「白か黒か」の二択だけでは生きづらいことも世の中あります。

「他の人はどうしているだろう?」とフラットに周りを見渡してみてください。

うつ病になりやすい性格4:メランコリー親和型性格

「メランコリー親和型性格」とはドイツのテレンバッハという学者が提唱した性格です。

メランコリーは“Melancholy”というスペルで「憂鬱、ふさぎ込み」という意味になります。

秩序を重んじて、他人への配慮や自分の立場を気にする性格傾向になります。

日本人のステレオタイプ的な性格という印象を受けますね。

争いを嫌うので、色々と気を遣うことも多く疲れ切ってしまう。

職場にいたら頼られ、無理難題でも断れないで仕事を抱えてしまうようなタイプです。

こういう性格の方は、「他人と自分との境界線」を意識すると良いでしょう。

あなた中心で世界が回っているわけではないですし、
あなたが何かを断ったからといって、元々は相手の問題ですからね。

解決するのは相手の責任です。

最低限のドライさを身につけられるように、少しずつでも周囲との境界線のイメージを。

うつ病になりやすい性格5:A型行動パターン

血液型の「A型」ではありません。

1950年代の米国でフリードマンとローゼンマンという医師が研究した
「狭心症や心筋梗塞になりやすい行動パターン」のことを指しています。

とても分かりやすく記載されていたサイトがあったので、説明を引用させていただきました。

その内容は「仕事においても余暇の時も競争心が強く、いつも時間に追われている感じがあり、絶えず物事を達成する意欲をもつ」一連の行動パターンです。

具体的には以下のような行動特性が上げられます。

①言葉が早く語気も荒く、家族や部下にも当たり散らすことが多い。

②食事のスピードが早く、食後ものんびりすることが少ない。

③相手の話し方が遅いときや、前を走る車が遅いときなどイライラしやすい。

④同時に二つ以上のことを平行してやることが多い。

⑤時間に追われている感じが強い。

⑥自分や他人の行動力を質より量で評価することが多い。

⑦朝早くから夜遅くまで、または休日でも仕事をすることが多い。

http://www.take-clinic.com/psm/type_a.htm

出世意欲が強く、バリバリ活躍しようと働きまくるワンマンビジネスパーソンといった感じです。

自らで高ストレス環境に飛び込むことをいとわず、
またストレスを感じていても意に介さずに働き続け、気付いたら心身に不調を来たす。

正直、私はこのA型行動パターンの行動特性にかなり当てはまります。

新人コンサルタント時代、成果と成長に囚われて、土日も勉強しまくっていましたからね・・・。

「狭心症にならなくて良かった」と本気で思います。

うつ病ならしっかりと休養・治療を続ければ回復しますが、
亡くなってしまってはどうしようもありません。

もしも、あなたが私と同じようなA型行動パターンをお持ちなら、
意識的に(無理矢理にでも)肩の力を抜くように意識してください。

週末は仕事や勉強から距離を置く予定を無理矢理にでも入れてしまう。

平日は、周りとの比較を止めて「比較相手は過去の自分」だけにする。

そんなことを意識していると、少しずつですが気の抜き方を思い出してくると思いますよ。

自己診断ツールで性格傾向を把握して対策を

「あなたはうつ病になりやすい性格傾向ですか?」

そう聞かれても自分ではわからないですよね。

そんな時は以下の記事で紹介しているような自己診断ツールを使って、自己分析をオススメします。

答えが”YES”であったとしても、あなたの性格が悪いということでは決してありません。

あくまで傾向の話ですし、どんな性格にも良い面と悪い面の両面があるもの。

「自分の性格はうつ病になりやすいのか・・・」と思って悩むより、
癖を知っておくことであらかじめ対策を考えることができるというプラス面に目を向けましょう。

自分の性格傾向を把握しようとすることがスタートですよ。

不安が拭えないのなら、心の健康をサポートしてくれる就職・転職支援サービスの活用も検討もオススメします。

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