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コンサルうつ病克服ブログ③:機能不全家族に育ち、アダルトチルドレン(AC)と診断

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機能不全家族で育ち、アダルトチルドレンとなりました。

育ってきた環境が性格の形成に影響を与えます。

詳細はこちらの記事を見てほしいのですが、先天的な気質と後天的な性格の違いを説明しています。

現在の性格形成に大きな影響を与えたこと。

目次

機能不全家族とは

家庭内に問題を抱えて「家族の機能」が働いていない家族のことです。

親が果たすべき役割を果たしていない、結果として、子供などの立場の弱い人が肉体的・精神的に負担を強いられてしまうような家族の形です。

機能不全家族とは、家庭内で弱い立場にある人に対して、身体的または精神的ダメージを与える機会が日常的に存在している家族状態のことをいいます。

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厳しい書きっぷりですが、実際には親に悪気がないケースも存在しています。

元々は親がアルコール依存症でだったり虐待をしていたりという見るからに「機能不全家族」を指していましたが、私の家族のように価値観の違いによって機能不全家族となることもあります。

私の家族の話はあとで記載するとして、次は「アダルトチルドレン」について簡単に説明します。

アダルトチルドレン(Adult Children:AC)とは

機能不全家族で育った子供はアダルトチルドレン(Adult Children:AC)になる傾向があります。

アダルトチルドレン(AC)とは、自分は子ども時代に親との関係で何らかのトラウマ(心的外傷)を負ったと考えている成人のことをいいます。

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機能不全家族でアダルトチルドレンに成長

機能不全といっても、虐待を受けていたとか親がアルコール依存症だとか、そういうのではないのです

表現するなら家庭内冷戦。

物心ついた頃から両親の仲はそれほど良くありませんでした。

大きな理由は金銭感覚の違い。

父親には少しだけ浪費癖があって祖父に借金をしたりすることがあったそうです。

祖父だけならまだしも、クレジットカードも使いすぎてしまうことがあって、夫婦間で感覚の違いが露呈していったのです。

その中でも衣食住に困った記憶はなく、感謝しています。

母親がパートタイマーとして働いて頑張ってくれたことも大きいのだと思います。

なので身体は問題なく育ったのですが、私の心には少しだけ家庭環境が影響を与えているようです。

家族の会話も少なく負担だけがふえていったのでしょう。

母親は心身ともに疲れて「うつ病」になっていました。

私が中学生か高校生の頃だと思います。

振り返ってみると母親もHSP繊細さんのような気がしています。

人混みが苦手だったり、静かな場所を好む傾向があったように記憶しています。

私の気質も遺伝なのだろうと、大人になってから思いました。

家庭内に無自覚のHSP繊細さんが2人いて、父親は非繊細さん。

父親はむしろ「明日、どうなるか分からないのだから後先考えない」というのを心の底に秘めている感じでした。

母親からしたら夫とは感覚が違うし、子供は子供で気を遣わなきゃだし。

大変だったでしょうね。

その空気を察してか、自分で言うのもなんですが「無駄に、無意識に、気を遣える人間」に育ちました。

正確には気を遣わないと家庭が壊れる危機感があったので、無意識に「親の面倒を見てあげないと」という感覚がありました。

その感覚が、アダルトチルドレンの始まりです。

今回は機能不全家族とアダルトチルドレンに至る体験談でした。

この過程もセルフケア・セルフカウンセリングでしょうね。

次からは社会との関わりについて、書いていきたいと思います。

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